これからVALUでVAを上場予定する人に知っておいてほしいことなので、メモとしてまとめておきます。仕様の情報を提供してくださった、VALU研究者のお二方に感謝。
VALU | なかめ・ぐろのVALU
VALU | 白馬@業務用スーパー常連のワシのVALU
注文は24時間(1営業日)に10回しかできない
自分のVAおよび誰かのVAを売っても1回、誰かのVAを買っても1回にカウントされる。キャンセルすれば回数は減るが、当日中に約定した場合は確実に1回カウントされる。
約定とは、株取引などで使われる専門用語ですが、売り手と買い手の出した条件が一致し、VAとビットコイン(BTC)が交換されることを言う。
詳細:VALUの注文制限(1日10回)に関する詳細仕様と具体例
初めて自分のVAを売りに出すときの制約
・売りの値段は初値固定。
・売りに出せるVAは1~5VAに限定される。
例えば、1VAだけ放出し、その1VAの売買が約定すれば、次からの売り注文は値段と数を自由につけることができる。
取引2回目以降の仕様
営業日当日の現在値(初めて売るときは初値)の0.75~1.5倍の価格をつけることができる。2回目以降の取引は、初値~1.5倍の間で売るのが良いだろう。
売り出す前から買い注文がいくらかある(例、20VA以上)の場合
まずは、安易に5VAなどの売り注文を出さないことをおすすめする。なぜなら、一度の売り出し注文のVAを多くすると、1人の人に多くのVAが渡ってしまう可能性が高い。もし購入希望者1人当たり1VAずつ売りたいのであれば、1VA売りの約定を確認したら、また1VAの売りを出す。これを繰り返すことで、買い注文を出してくれた人に1VAずつ売り渡すことができる。
VALUは1人の人にVAを大量保持されるほど、VA主およびVALUERが後々VAを売り出す際に不利になる可能性が高い。一方で、最初に2VA購入して、1VAを売って利確し、残りの1VAでつながりを残しておきたいという考え方の人もいる(こういう人ほど熱心なファンになってくれる可能性が高い)。
買い注文がない場合
買い注文がない場合や、誰にVAが渡っても気にしない場合は、一気に2VA以上を売り出しても構わない。このあたりはよく考えて欲しい。
なお、8/13時点で、将来的にVAの10分割機能が実装予定である。100VAおよび1000VAスタートの方は、分割を選択する可能性が高いだろう。その場合、元々のVAの価値が1/10になってVA数が10倍になることをよく覚えて置いて欲しい(10VAというのは、実は売りさばくにしてもかなり大変な数なのだ。なので、私は基本的に100VAスタートの人のVAは1しか買わない)。
時価はどうやって上げていくべきか?
時価は基本的に市場が決めることなので、自分から無理に吊り上げることは本当におすすめしない。特に、友人と共謀して価格を吊り上げるような行為は、規約的にアウトだし、VAの流動性が著しく低下するので、おすすめできない。
自分が納得できる値段の手前までは自分で価格を吊り上げれば良いが、常にMAXの時価を狙おうとすると、後々VAの流動性の低さによって、VALU主も買い手も泣くことになる。(単価が高いと、気軽に買う人もいなければ、売ることもできないから)
自分の適正価格を予想し、その適正価格よりも安いところで、VAをたくさんの人に保有してもらい、後々の流動性を確保しておくのがおすすめだ。
特に、JPY換算で、3000円、5000円、10000円というのは人間の心理的に大きなハードルとなる。ソーシャルゲームの10連ガチャが3000円にされているのも、「まぁ趣味のためならこのぐらいなら出してもいいか」という人間の心理のギリギリを狙った価格なのだ。
VA上場後にすべきこと
とにかく自分のVALUERとコミュニケーションをとろう。そして、自分の価値を高める行動をしよう。自分の価値を高める行動は何か?それは自分で考え、実践する必要があるが、大切なのは買い手目線での価値であり、自分が得意なことを高めることが必ずしも価値につながるわけではない。
そして、VALUを辞めないこと。VALUを辞めるとき、あなたは自分のVALUERに対して一切責任を負う必要がない。これはVALUの規約にも明記されている(ただし、1回は優待を行う必要がある)。
VALUを辞めるときは、あなたがこれまでのVALUERからの支援に応え尽くしたと感じたときか、VALUERからの信用を失っても良いから辞めたいと思ったときだ。