子持ちサラリーマンの私がEvernoteでGTDを継続するために行っているたった1つのこととは、スタック別で週次レビューを行うことです。
これは寄稿記事から派生したEvernote×GTDのお話です。
とんでもなく参考になりすぎるEvernote使用例 4 ~@Surf_Fish のノートブック超整理術~
1.仕組みと実例
死守したいスタックだけ必ず週次レビューを行う
仕事・プライベート・ブログ・その他何もかも、全てに対して等しく週次レビューを行うのはかなり大変です。
しかし、私のEvernoteのように「思考モード」のスタックで分割されたGTDシステムであれば、週次レビューの分割が可能です。
そのため、死守したいスタックさえ必ず週次レビューを行っていれば、GTDを継続できている状態になります。
仕事に関することは毎週必ずレビューしたい
例えば私の場合、「03_Business」は毎週必ずレビューしたいと考えています。実施のタイミングと所要時間は「金曜に30分間」です。
金曜に今週の振り返りと来週の計画を済ませてしまうので、すっきりとした気持ちで週末を迎えられます。
30分で週次レビューを終わらせられるのは、スタックによって仕事に関することを他と隔離しているからこそです。
その他のことは隔週でレビュー
「プライベートに関すること」については隔週でレビューを行っています。実施のタイミングは「予定のない週末」です。
プライベートは仕事ほど厳密に管理する必要がないので、今のところ隔週のレビューで困っていません。
ブログや将来のことに関するレビューは気が向いたときにやる程度です。
2.このスタイルになった背景
原典のGTD vs 子持ちサラリーマン
「あなた自身の整理システムがうまく機能するためには、このシステムを定期的に見直し、最新の状態を保つ必要がある。やるべきことをやっていて、やっていないことについても、今はそれで大丈夫だという確信が得られなければならない。このように定期的に見直す作業はシステムの機能を維持するために不可欠である。」-ストレスフリーの整理術/デビッド・アレン p.196
原典のGTDでは、毎週レビューを行い、自分の全てのやるべきことリストを最新の状態にするよう言われています。
しかし、原典の週次レビューを本気で実践しようとすると、慣れないうちは5,6時間、慣れている人でも2時間程度かかったりします。
「今日は週次レビューいつ終わるの?」
私もGTDを実践し始めて最初の2ヶ月ぐらいは原典通りに週次レビューを行なっていました。
しかし、長時間の作業と嫁からの「今日は週次レビューいつ終わるの?」という言葉がなかなか苦しく、原典通りの週次レビューは自分には難しいという判断に至りました。
週末は自由に過ごしたいときもある
週次レビューを行なうにはまとまった時間が必要になりますので、だいたい週末に実施します。
しかし、週末は家族と出かけたいときもありますし、自分が遊びたいときもあります。外泊していて週次レビューができないときもあります。
3.まとめ
・Evernoteのスタック機能を使えば、週次レビューの分割が可能。
・分割して最低限の週次レビューを行うことにより、GTDの実践・継続が可能。