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車の運転、特に走行速度のコンフォート・ゾーンについて

昔と比べて、車を運転する際の「これでいい」と思える領域が変わってきたことを最近実感します。

原付の免許をとったのが18歳のときで、車の免許をとったのは20歳でした。昔というのは、そのあたりから24歳ごろまででしょうか?

特に変化を感じるのは、走行速度です。昔の自分は、公道であれば制限速度+20km/h、高速道路であれば100~120km/hぐらいは出さないと気が済まなかったように思います。

今30歳の自分は、公道は制限速度以下、高速道路は80~100km/hぐらいの速度で満足しています。

満足している理由

20km/h程度速く走ったぐらいでは到着時間がそれほど変わらないことを悟ったことも理由の1つですが、今の運転スタイルの方がいろんな面でバランスが良いと思っているからでしょう(後は速さに対する憧れのようなものが無くなった?)。

まず、疲れません。速く走るとそれだけ状況判断と操作に負担が増えます。昔はそれをさばくことを楽しみにも感じていたように思いますが、今はそれよりも楽にのんびり運転する方が好きです。

次に、燃費が良いです。ある程度速度を出した方が燃費が良いときもあるのですが、ストップ&ゴー、急な加速の影響を考えると、速度を出し過ぎることは効率的ではないという考えに至りました。昔からゲーム感覚で燃費にはこだわっていましたが、コンパクトカーからファミリーカーに乗り換えたことでさらに意識することが増えました。

後は、言うまでもないことですが、より安全です。家族を乗せているということもありますが、事故を起こすと会社的にもかなり面倒なので、単純に事故を起こしたくないです。

ある教官の言葉

一方で、昔から変わっていないこともあります。それは急発進・急停止を決してしないというものです。

自動車学校で教習を受けていた際、指導を受けた教官からこう言われたことをよく覚えています。

「ブレーキをかけて停まるんじゃなくてね、速度を徐々に下げた結果として、ぴたりと停止線で停まるのが良い運転なんだよ。そのほうが同乗者にも優しくてスマートでしょう?」

ブレーキは止まるために使うものではなく速度を下げるために使うもの、止めるのではなく速度を下げた結果そこに落ち着くようにする、ということですね。

これをずっと意識していたせいか、20代前半のころ、助手席に乗っていた女性の友人に「意外に優しい運転をするんだね」と言われたことがありました(当時は茶髪、ひげ、ピアス、真っ黒に日焼けという風貌でした 笑)。

今後10年経ったらまた考えが変わっているかもしれませんが、今の自分の運転に対する考えはこんな感じです。

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