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ほったらかしでOK!重曹と熱湯で簡単コーヒーカップ洗浄

コーヒーカップに付着してしまったコーヒー渋や茶渋などは、熱湯と重曹を使うことで簡単に落とせます。

ハイターなどの漂白剤が使えない金属製のカップなどで特に重宝しますよ。

1.やり方

・コーヒーカップの底が軽く隠れる程度に重曹を入れる
・沸かしたての熱湯を注ぐ
・そのまま5分以上放置
・重曹水を捨て、スポンジで軽く洗う

これだけです。私は外出前にセットして、帰ってきたら片付けるといった形でやっています。

2.熱湯を使うことがポイント

温度 – 多くの反応は、より高い温度で行えば、系により多くのエネルギーが与えられるために速度が増加する。一般に、反応温度が 10 ℃ 上がれば反応速度は約2倍になる、というのが目安とされる。
via 化学反応 – Wikipedia

重曹を使ってコーヒー渋や茶渋を落とすこと自体はよく知られていますよね。そこでさらに熱湯を使うことで効率よく洗浄できるのです。

重曹によって渋が落ちる原理は、渋と重曹の化学反応によるものです(研磨効果は無視しています)。

化学反応の速度は温度が約10℃上がるごとに2倍になりますから、90℃のお湯を使った場合、20℃の水を使った場合より128倍(2の7乗)速く反応が進むのです。

衣類の洗濯などでも、お湯で浸け置きすると効果が高いのはこのおかげです。

まとめ

・重曹と熱湯を使えば、手間なく洗浄できる
・熱湯を使うことがポイント

ステンレス以外の金属製のカップの場合、あまりにも長時間放置すると変色が起きる可能性もあるのでご注意を!

本当に簡単なので、ご存知でなかった方はぜひ一度お試しください!ポットなどでも応用可能ですよ!

追記:2017/02/08

サーモスのタンブラーでコーヒー渋を落としたときの写真を貼っときますね。

↑コーヒー渋と重曹です。ここに熱湯を入れて5分待ちます。


↑スポンジで軽くこすってすすぐとこうなります。


↑明るいところでとった写真。私はこのタンブラーで3年以上コーヒーを飲んでおります~

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