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青空が描かれたトンネルの中にいる-うつ闘病記85日目

昨日、カウンセリングに行ってきた。カウンセラーの方から、クリニックが考えている治療スケジュール通りに私の抑うつ病状が改善されてないことにイラだっているような印象を受けた。

「私どもが行っている治療方法は、他のクリニックと比較して特別なものではなく、どこにクリニックに行っても同じような治療をすると思います。これはガイドラインにしたがって行っているためです。今までも同じやり方で何人もの人が寛解してきました。ですが、当クリニックのやり方に浜中さんが合わないと感じるようでしたら、別の病院に行ってもらうということも可能です。」

この言葉を受ける前、私からはクリニックの治療方針に反対したわけではなく、どういうわけか病状が改善されず、指導通りに動こうとするとかえってうつが悪化するため、どうしていいかわからないと正直に答えただけだった。

カウンセラーご本人がどういう気持ちでそれを言ったのかはわからないが、私には嫌味のように聞こえてしまった。

しかし、抑うつ状態ではやたらとマイナス思考をしてしまう傾向があることはきちんと認識しているため、「これは嫌味なのでは?」と感じた自分の感情をもはや信じることができない。

多くのうつ病体験記を読んできたけれど、ほとんどの人の結論は「不安でも、お医者さんたちを信じてください」ということだから、私もできるだけカウンセラーの方たちを信じて、今通っているクリニックに通おうと思っている(一応、口コミなどではこの近辺では高評価の部類である。)

でも、やっぱり本当にこのままでいいのだろうか?という漠然とした不安が拭いきれないでいる。本当にどうしたらいいのだろうか?

でも、とりあえず死のうと思わなくなっているだけ、症状が改善していることは確かなのだ。それについては、私は大変うれしく思っている。

単に、客観的に見た「私の前進」の程度が、私にとっては喜ばしいものなのに対し、カウンセラーの人からすれば「たったこれだけ」という認識の違いなのだろうが、そういった認識の違いがあるままに治療を進めていっていいのだろうか?

とにかくわからない。

Twitterでも言ったが、なんだか青空が描かれたトンネルの中をひたすら進んでいるような気持ちだ。決して暗くはないが、先が見えない。

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