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【連載まとめ2:Evernote-タスク管理】目的に応じたノートブック運用例(連載7~11)

連載7~11では、目的に応じたノートブックの例と、その運用・メンテナンスの方法について紹介してきました。

今回の連載まとめでは、その紹介内容をまとめてみます。


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連載7のまとめ

【連載7:Evernote-タスク管理】返事待ちのタスクをどう管理するか?

誰かからの返事やタイミングを待っているタスクは「待ち専用ノートブック」で管理しておきましょう、という内容でした。

これは、「待ち状態のタスク」は「気になること」ですが、「常に気にする必要はない」からです。

通常のタスク」と「待ち状態のタスク」をきちんと区別しておくことにより、タスク実行時のノイズが少なくなり、ストレスも減ります。

連載8のまとめ

【連載8:Evernote-タスク管理】今すぐやらなくてもいいタスクの取り扱い

「時間が空いたらやる」「いつか/たぶんやる」「責任があること」を管理するノートブックの紹介でした。

使い分けについては下の表を参考にしてみてください。

ノートブック 役割
時間が空いたら ・やる時期が決まっていない
・やることが決まっている
いつか/たぶんやる ・今はできない
・やることも曖昧
・でも無関心にはしたくない
責任がある ・やる時期を任されている(1ヶ月以上~1年以内)
・タスクの発生は不定期だが責任があること(機器のメンテナンスなど)

連載9のまとめ

【連載9:Evernote-タスク管理】レビューでストレスフリーを維持する

この連載の内容は下記の通りでした。

・ノートブックの定期レビューで、ストレスフリー状態を維持する。
・ノートブックによってレビューの頻度を変える。

せっかく構築したシステムも、それが健全に稼働していなければ意味がありません。適切なレビューでEvernoteのメンテナンスを行い、ストレスフリー状態を維持しましょう。

過度なメンテナンスはかえってストレスになります。そのため、レビューの頻度はノートブック単位で調整すると良いでしょう。

連載10のまとめ

【連載10:Evernote-タスク管理】スタックで生活と仕事のタスクをわける

あなたの「思考モード」を軸にして「スタック」をつくることにより、さらにストレスフリーなタスク実行環境を作り出すという内容でした。

もし1つのタスク管理システムに「生活」と「仕事」の気になることを入れたなら、「仕事中」には「生活」のタスクがノイズとなってしまいます。

こういった混乱を防ぐため、「生活」「仕事」といった思考モードごとに「スタック」でノートブックを分けることは効果的です。

連載11のまとめ

【連載11:Evernote-タスク管理】その日やるべきことに集中するための仕組み

今日やるべきことに集中するため、

曜日ごとのノートブックを作成する。
その日やるべきタスクはその曜日のノートブックにいれる。

という内容でした。これにより当日やるべきタスクに集中しやすくなる他、1日の終わりが見えやすくなる利点があります。

まとめ

連載7~11では様々なノートブックを紹介してきました。

しかし、注意しておきたいことは、「ノートブックを増やすということはその分管理の手間が増える」ということです。

そのため、紹介されているノートブックを試してみた際には、「管理の手間」と「ストレスフリーの実感具合」を比べてみて、あなたに合うノートブックのみを運用していくようにしてください。

Evernote-タスク管理が目指す状態は「ストレスフリー」です。

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