GTD(タスク管理)との出会い(1)挫折からはじまる | 化学系メーカー研究職です
GTD(タスク管理)との出会い(2)EvernoteをGTD仕様に | 化学系メーカー研究職です
これまでの記事で、GTDを始めるに至った経緯、GTDを本格的に活用するためにEvernoteをGTD仕様にしたことについてお話しました。
今回は、GTDを習得したことによって私の生き方が変わったことについて話したいと思います。
1.私に起こった2つの変化
(1)「考える」というタスクは存在しなくなった。
(2)目的が発生した瞬間に「次のアクション」を考えるようになった。
GTDの整理のステップにおいて行われる「これは何か?」「次にすべき行動は何か?」という問いがあります。
この問いを日常生活の中で呼吸のごとく行うようになり、私の生き方は変わりました。
(1)考えるというタスクは存在しない
GTDの教科書にも書いてありますが、タスクというものは物理的な行動であるべきです。
なぜかというと、例えば「~について考える」では定量性と再現性がありません。
定量性も再現性も無い。つまりどの程度で終わるのかわからないし、同じ事をまたできないようなタスクは、とてもとりかかりづらいのです。
「~について考える」は、関連文献を調査する(情報収集)、今持っている情報を表にまとめてみる(情報整理)、などの物理的行動に置き換えられるはずです。
(2)目的が発生した瞬間に「次のアクション」を考える
何かをやろうと思い立ったとき、人から何かを頼まれたとき、その目的・目標を達成するために「次に何をすべきか?」をすぐに考えるようになりました。もちろん物理的行動を、です。
物理的行動に徹する限り、プロジェクトは進んでいく。
これはGTDの根本の思想の1つではないかと思います。私はGTDを通してこの思想を身に着けたことにより、生き方が変わりました。
2.GTDとの出会いまとめ
現状を変えたかった→GTDに出会う→GTDが生き方に変化した。
これで「GTD(タスク管理)との出会い」企画の記事は最後です。何度か口頭でお話したことはありましたが、改めて文章にしてみると自分の中でより整理されたため、良い機会でした。
@Moyoriさん、素敵な企画をありがとうございました!