努力力(ドリョクリョク): タスクシュートをやらない理由
継続できているかたには、ぜひこの反論を書いていただければ嬉しいです。 …
反論とは違うのですが、TaskChuteエバンジェリストとして、思うところを書いてみようと思います!
@ytapples613さんはTaskChuteではなくToodledoをお使いとのことですが、私はToodledoでのタスクシュート方式を試したことが無いので、TaskChuteについて話をします。
まずはじめに、タスクシュート方式とは何か?のおさらいですが、最近書いたこちらの記事に載せていますのでご参照ください。
TaskChute2が公式リリースされたので概要を紹介します | 化学系メーカー研究職です
さて、TaskChute2は次の「時間管理の型」を無理なく実現するためのツールです。 …
以下、回答です。
1. 予定を立てるのがめんどくさい
ここが誤解されている気がするのですが、予定を立てるのがめんどくさいので、最終的にほとんど予定を立てずに済むようにするのがタスクシュート方式です。
TaskChuteを使い込むほど、日々の作業はルーチンで固まっていきます。私の場合ですと、仕事上の1日のルーチンは4.5~6.0時間です。このルーチンはTaskChute内で自動生成されるので、入力の手間はかかっていません。
(Toodledoでも自動生成は可能ですよね?)
在社時間を9時間として予定を立てると、空いている3~4.5時間分の予定を埋めるだけです。
この予定を埋めるにしても、タスク管理ツールで管理しているタスクリストを見ながら今やるべきことをいれていけば、3~10分程度で明日の予定が決まってしまいます。
2. タスクを細かくするのがめんどくさい
初めてとりかかるタスクではうまく細分化できないのは仕方ないと思います。私もざっくりとした予定しか立てていません。「この時間帯に枠をとっておく」ぐらいの意識ですね。
未知のタスクに対してはほとんど「作業記録」のためだけにTaskChuteを使っています。作業記録はタスクシュート方式の基本です。
TaskChuteへの転記が面倒な場合は、「チェックリストを見ながら○○を実行する」というタスクにしておき、Evernoteに保存しているチェックリストを見ながら作業をしています。
Evernote上のチェックリストは何度も再利用できますので、ここだけはきちんと細分化して作りこんでいます。
3.作業したほうが早いと思う
まず、1.で申し上げましたが、ルーチンで固まっているので予定を立てるのに必要な労力は小さいです。
「予定を立てる」という名目でただ悩んでいるような状況であれば「作業したほうが早い」で間違いないと思いますが、手順などがある程度わかっているのであれば、予定を立てることと実行は別にしたほうが良いと思います。
その都度やることを考えながら作業をすると、時間がかかり、ミスも増えるためです。
4. 割り込みのリスクを考えてしまう
まず、1で申し上げましたが、ルーチンで固まっているので予定を立てるのに必要な労力は小さいです。
割り込みタスクに対しては、「割り込みが入ることを予定にいれておく」ことでけっこう対応できます。平均として1日にどれぐらい割り込みタスクが発生するのか?はTaskChuteの作業記録が教えてくれます。
5. やりたくないタスクを考えたくない
タスク管理ツールとタスク実行ツールを分けるのが良いかと思います。@ytapples613さんの場合ですと、タスク管理ツールがOmniFocusで、タスク実行ツールがToodledoですね。実際に実行するものだけToodledoに転記する形になると思います。
私はEvernoteを使ったGTDですべてのタスクを管理し、実行と記録にTaskChuteを使用しています。
今日の猫ちゃん