私は5日に一回、自分の夢を書き出した文章を見返しています。
あるタイミングから、その文章を見返す度に、自分にとってよりしっくりくるように文章をちょっとずつ変えたり、削ぎ落として行ったりしたところ、
「何度読んでもワクワクするなぁ!」と思える文章に仕上がりました。
そしてふと思ったのが、「何度読んでもワクワクする夢こそ本物なのかも」ということです。
「理想の自分」と「自分の夢」は違う
以前私が「自分の夢」だと言って書き出していた文章が表していたものは、実際は「自分の夢」に「理想の自分」が加わったものだったように思います。
「理想の自分」というのは、自分が心の底から「こう在りたい」という想いだけでなく、「見栄」や「他人の意思」の影響も含むことが多々あります。
最近、自分が今まで「こうだ!」と思っていたことについて「それは本当?思い込みではないのか?」という自問を繰り返して過ごしていました。
その問いを「自分の夢」を書き出したとする文章についても繰り返した結果、少しずつ本来の「自分の夢」とは異なる不純なものが取り除かれていき、「何度読んでもワクワクする」文章に仕上がったのです。
自分の夢に関する「納得」の純度を高める
人間は自分が本当に理解していることでなければきちんと文章化できないと言われています。
今回私がさらに思ったのは、文章化ができても、その文章を読んで自分の中で違和感があるなら、書かれていることが腹に落ちていないということなんだということです。
ですから、読み返す度に自分がより納得できる文章に少しずつ変えていったのですが、これによって出来上がった文章に本当に満足していて、読み返す度に楽しいです。
夢を見返すルーチンが「リマインダー」から「楽しみなこと」に昇華した!
以前の「自分の夢」を書いた文章では、「5日に一回自分の夢を見返す」というルーチンタスクは、単に「夢を忘れないようにするリマインダー」に近い意味合いでしかありませんでした。
それが今は「楽しみなルーチンタスク」に昇華されているのですから、これはやって本当に良かったと思えます。
もし同じように書き出した夢を見返している人がいらっしゃったら、その書き出しだ夢は「何度読んでもワクワクするか?」を確認してみてはどうでしょうか?
もしそうでないなら、少しずつ文章を変えてみることをおすすめします。そうすると、少しずつ変えていく行為すら楽しくなりますよ。