Evernote

【連載16:Evernote-タスク管理】ダブルインボックスシステムの実践

前回の記事ではダブルインボックスシステムの概要について説明しました。今回は実際の運用方法について説明します。

【連載15:Evernote-タスク管理】ダブルインボックスシステムの概要


photo credit: joe.ross via photo pin cc
すべての連載記事を見るならこちら→Evernoteでタスク管理

1.Inboxを2つ作成する

まず、Inboxとするノートブックを2つ作成します。

この記事では、優先度の高いInboxを「メインInbox」、優先度の低いInboxを「サブInbox」と呼びます。

2.サブInboxをデフォルトにする


ノートブックを選択した状態で右クリックすると、↑のような画面が出ます。

サブInboxを新規作成する場合は「ノートブックを作成(C)」を選んでください。すでにあるノートブックをデフォルトにする場合は「プロパティ(P)」を選びます。


↑「このノートブックをデフォルトにする(D)」にチェックをいれ、「OK」を押します。

なお、デフォルトのノートブックとは、クライアント上で「ノートブックを指定せず」作成されたノートや、「e-mail経由で」作成されたノート、などが格納されるノートブックのことです。

3.Inbox使い分けのキーワード1「手動」「自動」

メインInboxには基本的に「手動」で作成したノートのみを入れます。これは「手動」で作成するノート重要性が高いと考えているためです。

サブInboxすべての受け皿です。デフォルトのノートブックに指定しているので、「自動」で作成されたノートなどが主に入ります。

もちろん「手動」で作成したノートであっても、ちょっとしたメモ程度ならサブInboxに作成して問題ありません。それが自然です。

4.Inbox使い分けのキーワード2「記録」「資料」

Webサービスから送られてくる「記録」であったり、Evernoteに取り込んだ「資料」などは、「やること」ではありません。

ですから、これらは基本的にサブInboxに入るようにすると良いでしょう。

Inbox整理の手間を減らすなら、Inboxを通さずに直接「完了/無関心」などの保管用のノートブックに保管するやり方もあります。

Blogtrottrと「メールタイトルに『@ノートブック名』を含ませる方法を使えば、簡単に仕組みを作れます。

参考記事:メールでEvernoteに追加する際のTips | Evernote日本語版ブログ

まとめ

・手動で作成したノートはメインInboxにいれる
・やることが含まれないノートはサブInboxにいれる
・手間を省くための仕組みをつくるとさらに良い

朝活を始めたい人へ!4時起きを定着させる12のコツ前のページ

目標が大事なのは髪のセットも仕事も同じ次のページ

関連記事

  1. Evernote

    MergeEverに新しいマージスタイルが登場!はま(@Surf_Fish)スタイルもあるよ!

      1.マージスタイルを監修させていただきました。 And…

  2. Evernote

    ほぼiPhoneでタスク管理!EvernoteとOmniFocusによる@maguro29 の実践例…

    どうも、まさかはまさん(@Surf_fish)のブログに寄稿出来る事に…

  3. Evernote

    【連載11:Evernote-タスク管理】その日やるべきことに集中するための仕組み

    今回は「今気になること」から「今日気になること」に焦点を当てるための手…

  4. Evernote

    [Evernote][GTD]5つのノートブックと1つのスタックで快適に仕事をする

    Evernoteでクローズドリストを運用する今回はEver…

  5. Evernote

    【連載6:Evernote-タスク管理】ノートの記述形式を定めて視認性UP

    【連載5:Evernote-タスク管理】ノート記述で重宝する4つの機能…

  6. Evernote

    Evernoteのノートリンク使用例「お出かけのしおり」

    これは良い「ノートリンク」機能の使用例。 スケジュールの詳細はEv…

SPONSORED LINK




はま




会社員/心理セラピスト&ライフコーチ/文筆家/ゲーマー

詳細なプロフィール・連絡先はこちらTaskChute情報

Amazonのほしいものリストを公開中です。

はまへの支援物資リスト

PAGE TOP