うつ病

知ってるか?この世はガチで「マトリックス」なんだぜ。

マトリックスという映画を知っているだろうか?1999年に公開された作品なので、当時を知らない方のためにも少し情報を提供しておく。


Image:TM & © 2017 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

「貴方が生きているこの世界は、コンピュータによって作られた仮想現実だ」と告げられ、このまま仮想現実で生きるか、現実の世界で目覚めるかの選択を迫られる。日常の違和感に悩まされていたトーマスは現実の世界で目覚める事を選択する。
via マトリックス (映画) – Wikipedia

この世界は「常識」によって作られた仮想現実だ

みんなの言う「常識」や「◯◯らしく」とか「きちんと学校に行って、きちんと就職する」ということに従うのは、まさにマトリックスの「仮想現実」だ。

それに従っていれば誰もが苦労することなく、無意識に心地よく生きることができる。一生その世界にどっぷり浸かったっていい。

でも、どこかで疑問を持ってしまった瞬間、「これって実は『仮想現実』なんじゃないか?」と気がついてしまった瞬間、人生は一旦ハードモードに突入する。まさしくマトリックスの「現実世界」だ。

生き抜くためには戦わなければならない。「常識」や「仮想現実」を信じ切っている人たちと。

この先を語ることは、今の自分にはできない。なぜなら、自分も今まさに「仮想現実」を抜け出したばかりだからだ。

14歳のときに、自分はある会社に就職することを決意し、そのための学校に進学し、そして目指していた会社に就職した。

会社に就職してからは新しい目標を立てた。32歳のとき、その目標を達成した3日後、自分は抑うつ神経症で就労不能と診断された。

人生で一番長い休みをもらった。長い休みの中で、自分はずっと「仮想現実」にいたことに気がついてしまった。

仮想現実で奮闘していた私

14歳で将来を決めたといえば聞こえはいいが、別に大した将来像があったわけじゃない。

「世界中の人の役に立ちたい。そのために、研究職になりたい。数学と理科が得意だから化学メーカーだ。」

そう思ったに過ぎない。そこからは、目標とする会社に入るまでは思考停止していた。

なぜなら、世界中の人の役に立つ方法は、化学メーカーで研究職として勤める以外にもあったのだから。

そして希望する会社に入った。自分は幸運で、未来は明るいと信じていたし、自分ならその先も進めると思っていた。同期にも応援された。そして、「お前ならできる!」と言われた。

3年のうちに、応援してくれた同期は会社を辞めていった。自分は思った。

「あいつらの分までがんばらないと!」

勝手に人の期待を背負って自分を追い込んでいった。

朝から晩まで、休日も必死に働いた。お金がもらえなくても働いた。少しずつ周囲の人間にも認められていった。

そして32歳のときに、自分が入社時に思い描いていた大きな目標を1つ達成し、燃え尽きた。

現実世界に目覚めて

就労不能認定からそろそろ半年になる。抑うつ神経症により、まともな生活を送れる見込みは、まだない。

就労不能をきっかけとして、自分がいかに「仮想現実」しか見ていなかったのかがわかった。「現実世界」に残っていたのは、崩壊した家庭環境と、思うように動かない心身だった。

ただ、希望もあった。「仮想現実」から抜け出したからこそ見えてきたものもある。

一日中大好きなゲームをしてみたり、ゲーム業界への転職を考えて、ゲーム業界について調べてみたり、業界内の人を紹介してもらったりした。おもしろかった。

はじめて真剣にアニメを見た。世の中にはこんなにおもしろいコンテンツがあったんだと初めて知った。同時に、こんなすごいコンテンツを作っているアニメーターがなぜ低収入なのかと憤慨した。

思い込みだけで敬遠していた株取引も始めてみた。こんなにもエキサイティングで、しかも遊んでいるだけで本当にお金がもらえるゲームがあるなんて初めて知った。

現実世界は厳しい一方で、こんなにも自由で、可能性に満ち溢れていたなんて知らなかった。もっと早く、できれば18歳のときには知りたかった。

32歳、現在心身ともに壊れている自分は、この事実を理解したとき、ただ泣くことしかできなかった。

現実世界で生きる決意

長くなったが、結局いいたいのはこういうことだ。

・常識や思い込みが作り出した「仮想現実」で思考停止して生きることを自分は否定しない。
・けれど、「仮想現実」に違和感を感じているなら今すぐ抜け出してもいい。
・「現実世界」は厳しいが、一方で無限の未来と可能性を見出だせる。

もう遅いかもしれない。今の自分は只の勘違いのバカかもしれない。

でも、もう「仮想現実」には戻りたくない。だから自分はこれから戦う。具体的には、やりたいことは何でも試し、実験を繰り返すつもりだ。

「世界中の人の役に立ちたい。」という中学のときに描いた夢はまだ終わっていない。「現実世界」に、手段はいくらでもあるんだ。

注記)
自分は貧困であるとは思わないが、決して裕福ではない。このままではいずれ金は尽きる。この文章が恵まれたやつの戯れ言だと思われても全く構わないが、この文章を無視できなかったなら、自分は君を仲間だと思う。

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コメント

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    • T
    • 2017年 6月 11日

    ロバート・シャインフェルド 著
    本田健 訳
    ザ・マネーゲームを脱出する法
    読んで欲しい あなたの考えに通ずることが書いてある

    • おっさん
    • 2017年 6月 10日

    力を抜きなさい

    7年ほど前に静岡であいました。
    あのときは、とがってましたね、

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はま中しょうご




セラピスト。32歳からの人生の生き直し1年生。一児の父、化学研究者、ビジネス書作家、セミナー講師、聴覚障害者、抑うつ性神経症患者でもある。

セラピストとして多くの人達の人生のサポーターをしています。モットーは「現実はいつも甘くて美しい」。

詳細なプロフィール・連絡先はこちらVALU公開中TaskChute情報


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