実行しやすい「やること」を書き出すためのコツについて、順序立てて説明していきます。
・なぜそうする必要があるのか?(書き出す目的)
・どの程度までやればいいのか?(書き出す程度の目標)
・どういう手順でやればいいのか?(書き出す方法)
1.目的
・未来の自分に伝わること
・未来の自分が迷いなく行動できること
2.目標
・他人が見てもわかるぐらいのレベル
「未来の自分=他人」です。ですから、「ここまで書き出せば、他人が見てもわかるだろう」というレベルまで書き出すと良いのです。
3.方法:5W2Hを具体的に書き出す
まず自分が思い浮かべた「やること」に対し、5W2Hに沿って具体的にしていきます。
5W2Hとは「だれが・なにを・どこで・いつ・なぜ・どのように・どのぐらい」ですね。
実践例「本を読む」
「本を読む」
という「やること」を例にして実践例を紹介します。
だれが
私は本を読む。
なにを
私はノマドワーカーという生き方を読む。
どこで
私はノマドワーカーという生き方を家で読む。
いつ
私はノマドワーカーという生き方を家で朝起きてすぐ読む。
なぜ
私はノマドワーカーという生き方を家で朝起きてすぐ読む(将来独立したいので、その参考としたい)。
どのように
私はノマドワーカーという生き方を(家で)朝起きてすぐ布団に入ったまま読む(将来独立したいので、その参考としたい)。
どのぐらい
私はノマドワーカーという生き方を(家で)朝起きてすぐ布団に入ったまま5ページ読む(将来独立したいので、その参考としたい)。
実践結果
朝起きたときに、リマインダーアプリから
本を読む
と表示された場合と、
私はノマドワーカーという生き方を朝起きてすぐ布団に入ったまま5ページ読む。
※将来独立したいので、その参考としたい。
と表示された場合、後者の方が実行しやすいですよね。
まとめ
未来の自分が迷わず実行できるように「やること」を書き出すには、
・他人が見てもわかるだろうというレベルを目標にして
・5W2Hをトリガーにし、目標に到達したと思えるまで書き出す
これを実行すれば良いのです。
なお、毎回丁寧に5W2Hを書き出すと面倒だと思うので、「書き出す労力に見合うところまで」でいいと思います!
何度も目にするリピートタスクなどは丁寧に書きだすことがおすすめですね!
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