ライフハック

相談を受けたときに「なぜ?」を聞いてはいけない

1/21に行われた静岡ライフハック研究会Vol.3において、心理カウンセラーのハラコヤスフミ氏による「人を動かす質問力」の講演がありました。

その講演の中で私がグッときた内容について1つシェアします。

harakoyasufumi.jpg

カウンセラーの方々は、相談された内容に対して、5W2Hを基本として依頼者に質問し、問題解決の手助けをするらしいのですが、その際に1つ気をつけていることがあるそうです。それは「なぜ?(Why)」を聞かないこと。

これがどういうことなのかを説明する前に、いわゆる5W2Hをおさらいしましょう。

5W2Hとは

5W
・What(何が)
・Who(誰が)
・Where(どこで)
・When(いつ)
・Why(なぜ)

2H
・How(どのように)
・How(どのぐらい)

なぜ?に対しての回答は大変

「なぜ?(Why)」を聞いてはいけない理由。それは「なぜ~なのですか?」という質問は、他の4W2Hと比較して回答するための答えが大きすぎる(広がりすぎる)からです。

何が?誰が?どこで?いつ?どうやって?どのぐらい?これらに対する質問は、少し記憶をたどればすぐに答えられますが、「なぜ?」を即答できる人は少ないはずです。

特に、悩んでいる人に対しては「なぜ?」を考えることは心理的なストレスが大きく、「それがわからないから相談しているのに!」といったことにもなりえるようです。

この話から私たちが学ぶこと

友人や家族から相談事を受けたことがない人はいないと思います。そして、これからも私たちは相談を受けるでしょう。

そんなとき、相談を持ちかけられたら「なぜ?」を質問しないことを覚えておけば、相談してくれた相手のスムーズな悩み解決に役立つかもしれません。

相談を受けたら、できるだけ力になってあげたいですよね。そんなときに私たちがするべきなのは「アドバイス」よりも「相手がなるべくストレスを感じずに悩みを分析できるような手伝い」なのです。

私は今後、この学びを実践していきたいと思います!

今日の猫ちゃん


via addelburgh

323 「自分の小さな『箱』から脱出する方法」はスゴ本前のページ

325 LTって思ったより簡単じゃん!そう思えるようになる準備の仕方 #szokhack003次のページ

関連記事

  1. ライフハック

    「いつ眺めても楽しい世界」をつくるため、Twitterのフォローを思い切って整理します

    「人生を常に楽しく生きる」という夢を叶え続けることの一環として、Twi…

  2. ライフハック

    「今日の気分」を1ヶ月間、点数で評価してみてわかったこと

    12月から、一日の終りにTaskChute2で記録した行動記録を振り返…

  3. ライフハック

    329 環境を変える前に思考のタネを撒く

    最近、環境が変わる直前に「思考のタネ」を撒くことを意識しています。職場…

  4. ライフハック

    仕事への意識を高めるためにいつも見返している4つの文章

    「常に意識したい!」そう思える文章と出会っても、頭の中だけではなかなか…

  5. イベントレポート

    会社員が本当の自由を得るカギは「他人をどれだけ喜ばせられるか」

    2012年9月15日に、静岡ライフハック研究会Vol.5で司会を務めて…

  6. ライフハック

    よく打ち間違える単語は間違ったまま単語登録する

    「よく打ち間違えているなぁ」そう思う単語があったなら、打ち間違…

SPONSORED LINK




はま




会社員/心理セラピスト&ライフコーチ/文筆家/ゲーマー

詳細なプロフィール・連絡先はこちらTaskChute情報

Amazonのほしいものリストを公開中です。

はまへの支援物資リスト

PAGE TOP