「常に意識したい!」そう思える文章と出会っても、頭の中だけではなかなか意識することはできませんよね。
私はそうした「常に意識したい」文章をEvernoteに書き出しており、2日に1回は見返すようにしています。今日はその文章を紹介します。
1.パレートの法則
パレートの法則:仕事のうち80%の成果を上げているのは20%の作業である。(と言われている)
→20%に集中し、重複部分を効率化せよ。(ただし仕事の80%は無意味ということではない)
いわゆる80:20の法則ですね。私は単にこの法則を意識するだけでなく、
・自分の成果(評価)を生み出していることリスト
・自分の成果(評価)を生み出していないことリスト
も作成し、併せて見返しています。
参考記事
・1週間に4時間しか働かない人の仕事術 – himazu blog
2.パーキンソンの第2法則
パーキンソンの第2法則:仕事は与えられた時間に比例して増大する。
→強制的に時間をうち切ってしまえば、その時間に応じた仕事のやり方になる。
→君はまだ残業しているのか?
たくさんお金を持っていれば、持っているだけお金を使ってしまう。たくさんの収納スペースがあれば、それがあるだけ物を増やしてしまう。
そして、時間があればあるだけ人は仕事をしてしまうのです。
「残業すればいいか」という考え方では、残業前提でたくさんの仕事をこなそうとしてしまいます。
「たくさんの仕事」の中にほとんど無意味なことも含まれているかもしれないのに、です。
さらに怖いことは、「残業すればいいか」という考え方では、「なぜ残業することになってしまったのか?」という根本的な問題を考えなくなることです。
3.自分の小さな「箱」から脱出する方法
私は今、箱の中にいるのか?箱の外にいるのか?
「仕事ではコミュニケーションが大事です」これを言うのは簡単ですが、真の意味で実践できている人はどれほどいるでしょうか?
コミュニケーション力を口にしながら、「箱」に入っている人はたくさんいます。自分がそうなっていないかをいつも自問するようにしています。
(箱=思い込み、先入観、被害妄想、役割への執着、利己心、などから自ら作り出す心の壁のようなものです。詳細は本を参照ください。)
4.イシューからはじめよ
issue(論点、拠って立つ技術)を意識する。
それは解決できる問題か?今それを解決すべきなのか?根本的な問題から取り組んでいるか?
解決すべき論点とは関係のない論点への議論に熱中し、会議をしたつもりになっている人たちを見たことはありませんか?
私も昔はそういう傾向がありましたし、気を抜くと今でもそうなってしまいそうです。
仕事では、解決すべき論点を見定め、本当に解決できるのか?を考えた上で、その論点の解決に集中することが大事ですよね。
それを忘れないために、こうした文章を定期的に見返しています。
まとめ
・やるべきこと/やるべきでないことは何か?
・問題解決の壁を自らつくり出していないか?
これらを常に意識するための4つの文章でした。