最近、RSSの未読数が全く気にならなくなった。これはRSSチェックの目的が「情報収集」から「コミュニケーション」になったからだと思う。「ブログ記事=長いつぶやき」のようなものなので、無理に過去までさかのぼって読まない。
— はま@DPub参加しますさん (@Surf_Fish) 6月 5, 2012
1.RSSリーダーはInboxの1つ?
ブログを書いていなかったころ、あるいはブロガーとして駆け出しのころは、RSSリーダーは「情報収集」のツールでした。
情報収集のツールと認識していたころは、ニュースサイトの登録数も多く、未読のRSSがあると気持ちが落ち着かない状態でした。
いわば、RSSリーダーを「Inboxの1つ」とみなしていたんですね。
当然、未読数が溜まってくると、隙間時間でせっせとRSSを消化したり、RSSを消化するための時間をとったりしていたのですが、その状況に違和感も感じていました。
2.ブロガーの友人が増え、RSSの消化が追いつかなくなる
当ブログも2011年の12月にひっそりと開設1年を迎え、ブロガーの友人もだいぶ増えました。
友人のブログは積極的に読みたいですから、RSSフィードの登録数が当然増えます。このあたりからRSSリーダーを「情報収集」だけではなく「コミュニケーション」の役割もあるツールと認識しだしたように思います。
さて、RSSフィードの登録数が増えたため、今までのやり方ではRSSを消化しきれなくなりました。そこでまず行ったのが、ニュースサイトの購読を止めることでした。
ニュースサイトから配信される情報にはもうほとんど興味がなくなってしまいました。仮におもしろそうな記事が配信されたなら、私の友人かソーシャルブックマーク類のランキングが教えてくれます。
3.RSSリーダーを使う目的を自問する
ニュースサイトの購読を止めたものの、やはりRSSフィードの消化は追いつきませんでした。
単に友人の書いた記事を読むというだけですから、「全て読み切るための時間」をつくる気にもなりませんでした。
膨れ上がる未読の数字にぼんやりと心地悪さを感じていたのですが、そこで改めて自分がRSSリーダーを使う目的を自問してみました。
ニュースサイトの購読を止めたのですから、私がRSSリーダーを使う目的は「コミュニケーション」です。
つまり、私がRSSリーダーをチェックするという行為は、「TwitterやFacebookを見るようなもの」です。
4.未読数が全く気にならなくなることに気がついた
自分がRSSリーダーを使用する目的は「コミュニケーション」だと再認識することで、RSSの未読数は全く気にならなくなりました。
そもそも、私はTwitterやFacebookのタイムラインを全て読み切るということを行なっていなかったのです。
コミュニケーションが目的のRSSチェックもTwitterやFacebookと同類ですから、RSSリーダーのみ「全て読み切る」というスタンスになるほうが自分的におかしいのです。
なお、私がタイムラインの全てを読み切らない理由は、そこまでするとタイムラインを見ることが楽しみでは無くなってしまうからです。
それに「全てを読み切る」という意識で望むと楽しくないばかりか、出会った情報をきちんと味わずに「目を通すだけ」になってしまいます。
5.まとめ
RSSリーダーの未読数に悩む方は、自分がRSSリーダーを使う目的を一度自問してみるのがいいかもしれません。
「情報収集」が目的であれば、良質な情報を届けてくれる確率が高いフィードを厳選して登録すべきでしょう。
しかし、私のように「コミュニケーション」が目的であれば、未読数は気にならなくなるかもしれません。
両方を行いたい方は、目的ごとにRSSリーダーのアカウントを使い分ける方法も考えられますね。
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