今年6歳になる娘に、自分の財布を与えて、月3000円のお小遣いでお菓子も絵本もおもちゃも自分のお金で買わせようかと思ってるんですけど、これって変ですか?毎回コンビニやおもちゃ屋でねだられるより、そろそろ自分の責任ですべて買わせようと思ってるんですが。
— はま@うつ治療中 (@Surf_Fish) 2017年5月7日
さて、このツイートに対して様々な意見をいただいた結果、結論としては一旦、2週間に一度1500円を渡すことにしました。毎月ではなく、週単位としたのは、「週単位のほうが、月による不公平感がない。」「分割して渡すことで、親がある程度支出を管理できる」という意見を参考にした結果です。これで一旦様子を見てみます。
いただいた意見に対する回答もここにまとめておきますね。
1.5歳児にお小遣い制度は早くないか?
お金の使い方、お金との付き合い方について、早くから自分で考えてもらうことが目的です。それに、うちの娘はすでに限られた予算の中で自分の欲しい商品を選べる能力があります。
早い段階からお金との付き合い方を学んでもらうことで、小学生になればパソコンを与え、自分で支出についての記録をとってもらおうと思っています。
順調にお金に対する価値観が育ってきているようであれば、中高生ごろには、娘の銀行口座に預金してある数十万円のお小遣い(お年玉やご祝儀)を譲渡しようと思います。
また、娘の証券口座はすでに作成済みなので、株式や債券を使ったお金の運用についても教えるつもりです。(投機、投資ではなく、運用です。冗長になるのでこの記事では違いを述べません。)
2.5歳児に月3000円は大金ではないか?
私はそうは思いません。なぜなら、娘には毎日100円以上のおやつを与えており、適宜絵本やおもちゃも与えているからです。
このお小遣い制に移行するにあたって、毎日のおやつ、好きな絵本、おもちゃなどの購入は全てこのお小遣いの中から自分で買ってもらうことにします。そう考えると、この金額は少ないぐらいだと思います。
なお、私が同じ歳のころには、毎日100円のお小遣いをもらっていました。その頃の物価は、缶ジュース1本100円、消費税0%の時代です。日本の物価は当時よりも高くなっています。
3.お小遣いを無償で与えるのでなく、手伝いなどの対価とすべきだ
幼いころから、「お金は労働の対価としてもらう」という思い込みを持ってしまうと、大人になったときに「がんばらないと自分はどんどんダメになっていく(お金がもらえない。生活できなくなる。)」という刷り込みが無意識レベルまで染み込んでしまい、大人になったときに燃え尽き症候群や抑うつ状態になりやすくなる可能性が高くなります。これは私自身の人生の反省でもあります。
また、これは価値観の違いになりますが、そもそも労働しなくても人はお金を得ることができます。これに関しては「存在給」について自分で調べてもらったり、「心屋仁之助」さんの本を読んでもらった方が良いと思います。
蛇足ですが、近年の医学の研究結果では、鬱病は遺伝する(祖父母世代、父母世代が精神疾患を持っている場合、高確率で子孫も精神疾患になる)ということがわかってきたようです。私の家系は、代々精神疾患者が多く、私自信も鬱になりました。奥さんの家系についても調べた結果、うちの娘は将来的に精神疾患を発症する可能性が高いです。そのため、なるべく精神疾患を発症する原因となりうるものは排除しておきたいのです。
まとめ
・5歳時に自分の財布をもたせ、2週間に1回1500円のお小遣いを与える実験を行う。
・目的は、お金との付き合い方について、早くから自分で考えてもらうこと。
現在のお財布は、ドラえもんのがま口財布なのですが、これからお札を扱うことにもなるので、娘と相談してこちらの財布をプレゼントしました。