幼児はティッシュペーパーを出して遊びたがるものだと私は思っています。また、ティッシュを抜くという行為は赤ちゃんの知育に役立つという意見もあります。そのためか、こういうおもちゃも見かけます。
1117円(2013/02/27現在)だそうです。店頭で見ると似たようなおもちゃが3000円を超えていることもありますね。
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こういうおもちゃを店頭で見かけるたびに私がいつも思うのは、同額分のティッシュペーパーを幼児に与えて、好きにやらせてみたらどうなるのだろう?ということです(もちろん安全上きちんと親が監視します)。
以下、お:おもちゃ、テ:ティッシュペーパーとして考察してみます。
1.買い与える目的
お:ティッシュペーパーを無駄にされたくない
テ:好きにやらせればやがて飽きてやらなくなるのでは?
2.両者の性能比較と問題点
引き出し回数の比較
お:16回×親のやる気。1117円(Amazon価格)
テ:160組×20箱=3200回。278円×4セット=1112円(Amazon価格)
問題点
お:高い。節約のために買い与えるなら本末転倒。
テ:大量のゴミが発生する。エコ的に問題視されそう?
3.脳内シミュレーション
うちの娘と私の場合でちょっと妄想してみます。
おもちゃの場合
たぶんすぐ飽きるでしょう。そして本物のティッシュを相変わらず襲う。あるいは親が元に戻すことを面倒に思って放置する気がします。
妄想結論:活用できずに1117円がゴミになる
ティッシュペーパーの場合
2,3箱ぐらいまで喜んで引き出しそう。その後は思い出したときに1箱ずつ遊ぶ?
合計5~10箱ぐらい好きにやらせたら子供も飽きそう。親は少し心を痛めながらティッシュペーパーを捨てる or 再利用。
妄想結論:500円分のティッシュがゴミになり、残りは親が普通に使う
4.この問題の新たな課題
好き放題に出させることはしつけ的にどうなのか?
妄想しながら新たに出てきた課題は、そもそも好き放題させることはしつけ的にどうなのだろう?ということ。
おもちゃを与えたとしても、おもちゃは良くてティッシュペーパーはダメということをきちんと幼児に理解してもらえるのだろうか?
ティッシュペーパーを与えたとしても、他の好き放題が止まらずおしりふきなどが犠牲になり続けるのではないだろうか?
やはりきちんとしつけることが大事なのかも
そもそもの論点からはずれてしまいますが、幼児によるティッシュペーパーやおしりふきの浪費事件を回避するには、やはりその都度叱るほうが良いのかもしれませんね。
叱った理由を子供はなかなか理解してくれないでしょうが、根本的な解決には親がこうして苦労すべきなのでしょう。
まとめ
親がきちんと叱らないとなーと思いつつも個人的にすごく興味があるので、次に子供が生まれたら一回ティッシュ祭りをやらせてみたいです。もし実行したら結果をレポートしようと思います!
なお、この記事の裏テーマは「目的・本質を考える」です。その対処方法は本当に目的に沿っているのか?本質を突いているのか?忘れないようにしたいですね!