これまで、本連載ではタスクの管理方法について重点的に説明してきましたが、資料(情報)のノートの管理も同様に重要です。
そこで、今回と次回は「資料」のノートの管理方法について説明します。
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1.資料管理における2つの資料分類
資料は大きく2つに分類されます。この2つの分類を意識することで整理がしやすくなります。
・タスク実行時に見る「特定の資料」
・電話帳、アドレス帳などの「日常的に見る資料」
2.タスク実行時に見る「特定の資料」
このような資料は「ノートリンク」でタスクと紐付けてしまいます。タスク実行の際にサッと取り出すには、ノートリンクが最速だからです。
なお、資料のノートの置き場は「完了/無関心」のノートブックになります。これは「資料はタスクではない=完了状態」とみなすためです。
もちろん資料と完了タスクを別々のノートブックで区別しても問題ありませんので、置き場は自由に変えてみてください。
電話帳、アドレス帳などの「日常的に見る資料」
こちらに関しては次回の記事で説明します。
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まとめ
・資料の整理は2つの分類を意識する。
・特定のときに見る資料、日常的に見る資料
・特定のときに見る資料はノートリンクでタスクとつなぐ。
これまでの連載をまとめて見るならこちら!
・Evernoteでタスク管理 | はまラボ