昨年話題になっていた本書が、セールで50円になっていたので速攻でポチりました。
以下、読んだ内容を私の言葉と解釈で整理しておきます。
しないことリストの反対はやることリストではない
しないことリストの反対はやることリスト(ToDoリスト)ではありません。
やることリストは目の前のやるべきことの「選択と集中」のために使われるリストです。
一方、しないことリストは生き方やスタイルにおける「しないこと」のリストです。
しないことリストはコスパがいい
しないことリストのすごさは、行動の引き算のため、努力するよりコストパフォーマンスがいいことです。
「望ましい結果を得たい」と考えたとき、努力して新しい行動を増やすことは大変ですよね。
一方で、「望ましい結果を阻害している行動」を止めるという選択肢はどうでしょう?
望ましい結果を得られる可能性が高まるばかりか、行動を減らすので自分への負担も減ります。
しないことリストの実践方法
1.困っていることを書き出す
本書の中では、受験を控えた高校生たちの「時間がない」の例が挙げられています。「時間がある」状態にするにはどうしたら良いでしょうか?
2.現実を直視する(原因を明らかにする)
時間がない原因としてわかってきたのは例えば次のこと。
・部活の後にファミレスに行き、話し込んでしまう。
・思ったよりスキマ時間があったが、無駄にしていた。
・家で友達とケータイで電話する時間が長い。
3.しないことリストをつくる
・部活の後に話し込まない
・スキマ時間を無駄にしない
・ケータイ電話で長話しない
4.そのためにすることを決める
・部活の後、ファミレスに行かずに帰る
・単語帳を常に持ち歩く
・電話を始めたらタイマーをかける
5.すぐできることから始める
やることを決めても、すぐできないことや、理由があってやりたいくないことなどもありますが、それらはひとまず置いておき、まずはすぐできることから始めます。
やっているうちにノリ気になり、手を付けられなかった行動ができるようになることもあるでしょう。
まとめ
私も独自の「しないことリスト」を持っていますが、本書を読んでもう少しグレードアップさせたいと思いました。
「しないこと」の具体例が豊富に示されていますので、これから「しないことリスト」を作ってみたいという人にとてもおすすめです!
現在セールで1158円→50円になっているのでチャンスですよ!(2014/04/03現在)
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