本書は、私のような人間にとっては「せっかく落ち着いた子供に新しいおもちゃを与えてくれる」ような実にけしからん本でした。
タスク管理のスタイルも、ツールもひと通り固まったと思っていましたが、アウトライナーという分野については全く未開拓でした。
「アウトラインを書く」ただそれだけならアウトライナーを無理に使う必要はないのですが、アウトライナーというツールを使うからこそ広がる世界があります。
言われてみれば「あぁそうだよね」という内容もあるのですが、それを実行するために確かにアウトライナーというツールがよく合うことを本書は教えてくれます。
がっつりアウトライナーに触れたことがない人ならば読んで損はない本です。
とりあえず私は、会社でもがっつり使いたいので「アウトライナーとしてのWord」について学び、楽しんでみます!