セラピスト

気がついたとき、ぼくはすでにセラピストになっていた。

2017年7月8日。jMatsuzakiワンマンライブの物販スペースにて、ぼくは「Free Session」と称して個人セッションを販売した。

「自分ならできる!」という自信と、クライアントの目が輝く瞬間を見届けた幸福感、「駆け出しの自分が個人セッションを行ってよいのか?」という不安、そんな感情が交錯する一日だった。

でも「個人セッションでお金をいただいた」ことは事実、「満足した!」という言葉をいただいたことも事実、セッション体験者のブログでぼくが「セラピスト」と書かれたことも事実。この事実は変えられない。

ぼくはかつて傲慢だった。そして今も傲慢か?

ぼくよりも優れたセラピストから見れば、ぼくが行っていることは「傲慢」「やってはいけないこと」と見られるかもしれない。でもそれは「他人の領域」であって、「ぼくの領域」ではない。

ぼくがすべきことは、事実をありのままに受け入れ、「ぼくの領域」で「ぼく」が責任を持って行動をすることだ。

ぼくは「個人セッションでお金をいただき、『満足した!』という評価をいただき、そして他者にセラピストとして認識された」事実を受け入れる覚悟を決めた。

これはすなわち、ぼくがセラピストとしての人生を歩み始めたということだ。

本当は2018年に修行し、2019年にセラピストとしてデビューするつもりだったけれど、ぼくの感性がぼくの理性を上回ってしまった結果、2017年7月8日にデビューしてしまった。

個人セッションはエキサイティングだ!

今回個人セッションを行ってみて気がついたことがある。

個人セッションを行い、その人の内面を深く掘っていくことは、すなわち自分の内面を深く掘っていくことに等しいということだ。

そして、共同で内面を深く掘っていくことで、ぼくとクライアントは心の深いところで「つながり」を感じられる。

仕事をしているだけで、どんどん自分の内面を掘ることができて、しかもどんどん心を許せる友人が増えていく。そして、クライアントの目が一瞬で輝きに満ちる瞬間が見えたときの幸福感!

セラピストという職業は、本当に素敵でおもしろい。

僕の師匠である明美ちゃんが、「ショヲゴくん、出会ってくれてありがとう」とぼくに言ってくれた意味が今はよくわかる気がする。

出会う人全てが友人であり、師であり、そして同じセッションは二度と無い。

これはぼくという人間にとって最高に楽しい仕事だね!多分、一生飽きないような気がする(笑)

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