シゴタノ! ― 週次レビューを習慣化させたい人のための「タスクカフェ」、始めます(w/ @sawonya)
だいたいの流れは日刊のほうに書いたので、こちらでは最初のセミナーを受けている最中に私が思ったこと(→で表示)を記録しておきます。
1.大橋さんのお話
(1)週次レビューは、ToodledoのTodayに上がってきたものを淡々とこなす。
→淡々とこなせるような仕掛けづくりが大事ですよね。
※佐々木さんより「チェックリスト作成時のアドバイス」あり。「このタスク(行動)が終わったら、次のタスク(行動)にすぐ移れる」ように設定しておくことが大事とのこと。
→これは大事なことだと思う。考える余地や移動のムダなどが生じると、タスク遂行の勢いが止まってしまうので良くない。
→これはタスクの粒度とも関連する。タスク名を見たときに何をするか?を迷わないレベルまで粒度を下げるべき。
※セミナーの最後に参加者から「タスクの粒度をどこまで細かくすればよいのか迷う」という質問がありました。
これに対する佐々木さんの答えは「できるだけ細かく」でした。佐々木さんは例えば爪を切るにしても、右手の爪をきる、左手の爪をきる、と分解することがあるようです。
(2)ルーチンタスクは頻度の調節が大事
→これも同意です。見返してもほとんど変化がないと、時間の無駄ですし、飽きます。
(3)「~~して、どうする(出口)」をしっかり決めておくことが大事
→出口というのは、例えば「手帳を見返してブログのネタをEvernoteに回収する」など。
→これが「手帳を見返す」だと、なぜそのルーチンを行っているのか、という意識が段々薄れ、作業が風化していく。
→また、これはプロジェクトを分解してタスクに落としこむときにとても重要。
→さらに言うと、その出口は物理的行動にすべき。そうでないと、タスク実行のときに考える余地がでてしまう。
2.佐々木さんのお話
(1)私が週次レビューで大事にしているのは、これでちゃんと回っていくのかどうかを確認すること。円のイメージ。
→これは独特の考え方だと思います。現状よりもはるかに高みを望む(無理する)ことなく、大きく落ちる(苦しむ)こともないことを理想とされていると解釈しました。
→私はこの言葉を聞いて、人生を無理なく継続できる仕組みを自分は作っているか?を自問するのも大事かなと思いました。
→何にしても継続できることが最重要です。高みを目指すために自分に課題を課し続けたとしても、継続できなければ意味がありません。
(2)タグやフォルダ名が各ツールで横断的に統一されていると楽。なお、共同作業者と命名規則まで共有すれば、とても快適に作業できる。
→会社においても、共有で使用するフォルダの命名規則はなんとか統一したい。どうしたらできるのだろう。
→原案を作成し、一度関係者で集まって腹を割って話すのがいいのかな。
(3)Evernote、OmniFocus、Toggl、Drobox、いろんなツールを人力で同期しています。
→自分の目指すところを達成するためにこういう面倒なことができるかどうか、それが個人の分かれ目になってくるのだと思う。
→自分がそれで「納得できる」ことが大切で、納得できなければどんどん突き詰めればいい。
→突き詰めた結果は誰かが見れば必ず「やりすぎ」という声があがるので気にしなくていい。納得がいくまでやればいい。
3.タスクカフェの効果について私が思うこと
みんなやってるからやらなきゃ、という感じの緩やかなプレッシャーがありますから、かなりはかどります。
また、私のようにルーチンの週次レビューが時間前に終わってしまったとしても、周りがまだ黙々と週次レビューを続けていますから、「何かやらなければ」と思うわけです。
そこで普段きちんと見直すことができていない部分について、じっくりと目を通してみるなどといったこともでき、「進んだ」感があってなかなか良いです。