坂根さんからいただいたコメントを、なるべく形を変えずに記事に起こしたものです(本人の同意をいただいています)。
以下、坂根さんからいただいたコメントをはまが少し編集した記事です。
1.この記事の対象者
まず、この話は対象者が限られるニッチな話です。
・サービス対象車種のユーザーであること
(Honda車以外でも同様のことはできるかもしれませんが未調査です。leafあたりはできるのかも)
・外出時の出発、到着時刻に興味がある人、有用性を見いだせる人
2.インターナビの「eco情報」を活用する
Honda│internavi│インターナビ・リンク プレミアムクラブとは?
Hondaのサービスに「インターナビ・リンク プレミアムクラブ」というものがあります。
注目されがちなのは双方向通信のカーナビゲーション機能ですが、機能の一部「eco情報」が今回の主役です。
「eco情報」のポイント
車が自動で燃費記録を付けてくれて、PC等からもそれを参照できるのですが、燃費だけでなく車のエンジンをON、OFFした時刻もわかる、というところがポイントです。
この機能の概要を説明すると、ドライブ後エンジンをOFFにした際、そのドライブの燃費データがナビに記録されます。
次回エンジン起動時にそのデータはサーバに送られ、それらの蓄積データはPC等から参照できるようになります。
記録から出発時刻・到着時刻を算出する
Honda│internavi
インサイト(09/2~)CR-Z(10/2~)フィット ハイブリッド(10/10~)フィット シャトル*(11/06~)フィット シャトル ハイブリッド(11/06~)、フリード*(11/10~)、フ …
カーナビの画面では燃費そのものの履歴が表示されるだけですが、実はPCからはもっと詳細な情報を得ることができるのです。
この情報をうまく拾ってやれば、出発時刻、到着時刻については手動で記録を残しておかなくても、後から参照することができる、というわけです。
3.「eco情報」をTogglやPaymoなどの補助に使う
出発時刻・到着時刻の算出例
私(坂根さん)はひととおり燃費に興味が無くなった後も、TogglやPaymo等の時間管理アプリを補う用途に使っています。
例えばA→B→C→Aと移動した場合、A→B、B→Cの移動の出発、到着時刻、所要時間、Bで過ごした時間が算出できます。
加えてC→Aを手動で記録しておけば出発、到着時刻とCで過ごした時間も帰ってきてすぐに算出できるという塩梅です。
(ここ少しわかりにくいかもしれませんね。ご要望があればもう少し具体的な実例を準備します。)
外回りの業務がある方に役立つ
私(坂根さん)は外回りの日課があるので、こういう記録が少ない手間でできるのはとても便利です。
外回りの記録もTaskChuteに記録しているので、AからBまではXX分かかるという情報や、Cでの仕事は短く感じるけれども結構かかっていることが多いな、という情報が客観的で正確なデータとして収集できていると思っています。
この車で良かった、インターナビプランにして良かったと思う理由の最上位です。
また、家族で出掛ける際、しょっちゅう私(坂根さん)がTogglをポチポチ操作しているのが妻には不評なのですが、そういう面でも自動記録というのはありがたいことです。
4.注意すべき制約条件
なお、注意すべき制約条件がいくつかあります。
まず、Honda車であっても車種によってはサービスを利用できなかったり通信に費用がかかること。
次に、最後の燃費履歴は反映されないこと(前述のデータ転送時期のせい)。それから、ドライブごとの燃費履歴は30日の保存期間を過ぎると参照できなくなること。
また、これは経験則ですが、1分未満の短い移動は記録されないようです。
分水嶺が1分なのか、はたまた時間ではなく距離で切っているのか不明ですが、短い移動は手動記録でも保険をかけておいた方が無難です。
5.編集後記
個人的には前々から便利に使っているテクニックなのですが、自分(坂根さん)はブログ等の情報発信メディアも持っていないので、手元で暖めているだけのネタでした。
はまさんのフリードの記事を契機に、はまさんの許可も出たので書いてみました。