少し前に導入したWindows用の無料スニペットアプリ「PhraseExpress」にコツコツと定型文やテンプレートをためることを楽しんでおります。
※無料なのは個人利用に限るようです。情報ありがとうございます!
スニペットアプリの利点がすぐわかる動画はこちら↓
Benefits of using a Text Expander
スニペットアプリに登録しておくと便利なものって、やはり複数行にわたる定型文やテンプレートだと思うんですよ。
単語登録では呼び出し不可能なテンプレートをわずか数文字で呼び出せるようになると世界が変わります。
さて、それでは具体例として私が登録しているテンプレートを紹介してみようと思います。
1.四行日記の定型文を4文字で呼び出す
変換条件
4gn;
登録文=変換結果
【事実】 その日にあったことや自分がやったことを書く
【気づき】 その事実を通して気づいたことを書く(反省する)
【教訓】 その気づきから導き出されたことを教訓としてまとめる(次の行動の目標を作る)
【宣言】 その教訓を活かして、できている自分の姿を描く(イメージを描く)
解説
日記は書こうと思ったときにささっと書きたいですよね。
テンプレートを用意しておくだけでもだいぶ日記が書きやすくなりますが、さらにテンプレートをすぐに取り出すことができればますます日記が書きやすくなります。
2.ライフログの定型文の入力ついでに自動で日時をスタンプさせる
変換条件
llog;
登録文
ライフログ{#datetime -f ddddd}
起床時間{#datetime -f t} 予定就寝時間23:30 就寝時間
[今日できたこと]
[今日の出来事]
変換結果
llog;
↓
ライフログ2012/03/31
起床時間07:30 予定就寝時間23:30 就寝時間
[今日できたこと]
[今日の出来事]
解説
朝起きたらまずこのテンプレートを呼び出してEvernoteに保存しています。自動で日付や時間をスタンプしてくれる機能がものすごく便利なんですよね。
今までは
(1)定型文管理ソフトからクリップボードにコピーして貼りつけ
(2)手動で日時を書きこむ。
という手順でしたが、PhraseExpressを使えばわずか5文字打ち込むだけで日時入力まで終了です。
3.一週間分の日付を6文字で呼び出す
変換条件「7days;」
登録文
{#datetime -f mm/dd}
{#datetime -f mm/dd -s 1D}
{#datetime -f mm/dd -s 2D}
{#datetime -f mm/dd -s 3D}
{#datetime -f mm/dd -s 4D}
{#datetime -f mm/dd -s 5D}
{#datetime -f mm/dd -s 6D}
変換結果
7days;
↓
03/31
04/01
04/02
04/03
04/04
04/05
04/06
解説
こんな感じで改行を含めた1週間分の日付を一瞬で出せるので、簡易スケジュール表を作成したいときに便利です。曜日も入れたい場合は次のようにします。
変換条件
7daysy;
登録文
{#datetime -f mm/dd(ddd)}
{#datetime -f mm/dd(ddd) -s 1D}
{#datetime -f mm/dd(ddd) -s 2D}
{#datetime -f mm/dd(ddd) -s 3D}
{#datetime -f mm/dd(ddd) -s 4D}
{#datetime -f mm/dd(ddd) -s 5D}
{#datetime -f mm/dd(ddd) -s 6D}
変換結果
7daysy;
↓
03/31(土)
04/01(日)
04/02(月)
04/03(火)
04/04(水)
04/05(木)
04/06(金)
4.まとめ
「自分はプログラマーじゃないから…」という人でも、振り返ってみるとよく使っている定型文やテンプレートがあるはずです。
それらをスニペットツールで呼び出して楽をしてみませんか?変換後のカーソル位置の指定もできてすぐれものですよ。
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