静ラ研レポート番外編です。静ラ研にて「林業女子」の@haruko0817さんに出会いました!
1.林業女子会というものがあるらしい。
彼女から名刺をいただいた際にまず驚いたのは「林業女子会@静岡」という文字があったことです。
林業女子会@静岡
活動方針 1.静岡林業の情報を惜しげもなく発信する。 2.街女子が林業を身近に感じられる活動をする。 3.林業女子の知識を向上させる活動をする。 4.林業系企業とのコラボを積極的に企画する。 …
林業と女子会ってなんか意外なイメージですよね。この組み合わせには注目せざるを得ませんでした。
@haruko0817さんはどうやら林業というものを本気で世の中に広めたいと思っているようなのです。
2.林業が世界を救う理由
彼女がそもそも林業を志したきっかけというのは、中学生時代に見たテレビ番組だそうです。
場所は海外のマングローブ林。住民らが違法にマングローブ林を伐採し、それを売る。違法伐採された木材は安く取引され、それが日本にも輸入されます。
住民らは言います。「勝手に木が生えてくるんだから、切ったっていいじゃないか。」
彼女は憤慨したそうです。「勝手に生えてくるんじゃない!そんなことをしてしまったら、貴重な水資源が無くなってしまう!これではやがて地球環境全体がダメになってしまう!」
彼女はこの問題の原因を「林業について世の中の人々が知らなさすぎること」だと思い、林業の道を志し、それを広めることを思いたったとのことです。
3.日本から林業に関する教養を向上させていきたい
彼女がやろうとしていることは、日本の人々がもっと林業をやるべきだ!と主張することではありません。
林業が木を育てるところから始まって、木材として活用されるところまで。あるいは林業が自然を守り、水害から人を守っていること。
そういった林業の背景を知ってもらうことで、きちんと林業を行なっている人々とそこから生み出される木材が適正な評価を受ける社会をつくりたいとのことです。
日本の人たちが木と林業に関する教養を少し知るだけで、周りの木材を見る目が変わって心が豊かになるのではないか?違法伐採による安価な木材を駆逐できるのではないか?
そういったことを考えているようです(違法伐採の駆逐ができれば環境保護につながる)。
4.タスク管理も世界を救うと思っています
この話を聞いて感動した私は、自分のミッションについて彼女に話しました。
仕事に悩める労働者がタスク管理の力でちょっと楽になる。または生産性を向上させる。
そうすると、余裕ができるのでみんなが人に優しくできるようになる。労働者の生産性が向上すれば、日本全体の景気があがるかもしれない。さらには世界の景気が良くなるかもしれない。
自分もまたよりよい社会ができるように活動しているのだ、ということ。
「林業の私と、タスク管理のはまさん、全く違うと思っていたけれど、根っこは同じなんですね!」
@haruko0817さんが↑のように言ってくれたのですが、私が@haruko0817さんの話に感動したポイントもそこです。
やっていることが一見違うようでも、活動の背景まで突き詰めていくと同じ仲間であったりして、共感できるものですね。
5.まとめ
人の話を聞くというのはおもしろいなーと改めて思った出来事でした。「なんで林業なんですか?」軽い気持ちで聞いた質問からここまで熱い話に発展するとは思いませんでした。
私と@kankichiさんでブログで情報発信することの良さを彼女に伝えたところ、「自分もぜひブログを書いてみたい!」と話してくれました。
元々Facebookの方で毎日日記を投稿することには慣れているようですので、今後ブログを開設されたとしたら楽しみです。