1.ありがたかったこと
プロの人達に原稿を見てもらえるありがたさ
執筆にあたって、編集さんや他の作家さんから構成や書き方などについて何度かアドバイスをいただく機会がありました。これは大変ありがたかったです。
特に、内容を修正されるのではなく、良いところを伸ばすような意味合いでアドバイスをいただけたことがありがたかったです。
図は専門の方たちが準備・手直ししてくれる
今回の電子書籍に使われている図は、私が原案を出し、デザイナーの方たちが手直ししてくれたものです。
本の著者の方々は、みんな自分で図を書いているのだろうかと思っていつもびびっていたのですが、出版社を通すとこういったバックアップがあるのが大変うれしいですね。
カバーデザインももちろん準備していただきました。逆にもし個人で出版するとしたら、図やカバーデザインなどでとても苦労しそうだと思いました。
2.わかったこと
1日に書ける文字数は限られている
今の自分が1日にかける書籍の文字数を今回思い知りました(時間的にも、気力的にも)。
一日に書ける時間は1時間ぐらいで、平均して1000文字、調子が良ければ2000文字というところでした。1日2セット書いたとしても、1日いいところ3000文字でしたね。
1日に書ける文字数は限られているからこそ、コツコツ継続して書ける環境と習慣づくりは大事だなと、今回痛感しました。
後半になるとかなり楽しくなってくる
アウトラインをつくって、1章、2章を書いているあたりは執筆のテンションが高いです。しかしそれ以降が苦しくなってきて、20000文字を超えるまではけっこうつらかったように思います(目標30000文字と言われていました)。
24000文字を超えたあたりから、執筆の終わりが見えてきたことに加えて、更に追加のアイデアも出始め、またテンションが上がってきました。
この雰囲気はらしたさん(@rashita2)のいつかの記事でなんとなく知っていましたが、それを今回とても実感しました。
3.執筆期間中のエピソードなど
最初に指定された〆切は3週間でした。
ゴールを30000文字と想定し、1日2000文字書けばいけるかと思いましたが…実際は1000文字が限度だったので無理でした。
1日1000文字しか書けないことと、書き上がりの予想日を編集さん達に説明し、結局〆切を伸ばしてもらいました。
〆切は1日1000文字のペースで書く想定+1週間としてもらったのですが、それでぴったりでした。
ところで、中盤は1日1000文字でも苦しかったです。
普段の自分の思考を整理しなおし、対象読者向けにアウトプットしなおす作業がとても大変でした。
1時間書いて400文字しか進んでいないことに気がついたときなどは本当につらかったです。
4.改めて感じたこと
紙の書籍を出している人たちは本当にすごいと思った
紙の本だとだいたい10万文字書くことになります。1日1000文字のペースだと、4ヶ月もかかってしまう計算です。
しかも今回の私は、ブログを書いていた時間をほぼすべて執筆に充てて1日1000文字です。
10万文字を書き切るというのも単純にすごいですが、4ヶ月ブログを書かずに執筆し続けることも私にはちょっと想像がつきません。
文章を書き続ける上で、人に見てもらえることの大切さ
ブログを書かない日々といったら味気ないものです。承認欲求が満たされないから?でしょうか。
ブログにかかわらず、文字を書いてればそれはそれで幸せを感じますが、やはり書いたものに対してすぐに反応を欲しがっている部分は否定できません。
その点、書きたいことを1記事の区切りでどんどん出せるブログはやはりいいなぁと思いました。
書いて、感想をもらってやる気を出して、また書いて…このサイクルは本当によいものです。
まとめの感想
家では基本的に子供と過ごし、会社に勤めながらの執筆ということもあり、なかなかつらいこともありました。
けれど、1つの大きな作品を創り上げていく感覚や、自分の作品が世の中に出るという喜びは本当に良いものでした!
そして今、「はまさんの本、買いました!」という報告をいただく度に喜びの気持ちでいっぱいです!
また機会があれば、次の本にもチャレンジしたいですね!
関連書籍
↓同日発売のjMatsuzakiの本です!企画段階から同日発売が決まっていたので、お互いに適度に刺激を与えながら本を書いていました!
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