これは豊かさとお金の話です。
私は普段、できるだけ無駄な消費(浪費)を減らしたいと思っています。
ですから、テレビは必要ないときにはすぐに消しています。しかし、最近は子供がそこにいるときは例外になってきました。
(photo credit: William Hook via photopin cc)
子供にとってのテレビ、大人にとってのテレビ
「テレビ~テレビ~」
子供がテレビをつけてと言うので、テレビをつけてあげます。しかし、ほとんどの場合すぐに別のおもちゃで遊びだします
「もう見ないのかな?」と思って消すと怒りだします。
どうやら、うちの子供にとっては、「テレビ=ついている雰囲気を楽しむもの」のようです。
私は「テレビ=みるもの」という固定観念でしだったから、「見ていない→無駄→消したい」と思ってしまいます。
しかしうちの子にとってはそうではないのです。それに、テレビを見ることにお金がかかることも知らないし、まだ理解できる歳でもないです。
我が家にとっての豊かさとは?
それなら、家族の「豊かさ」のためにテレビをつけておくのは、悪いお金の使い方ではないと思いました。
些細なお金の問題で子供の感情を害し、結果的に家族の感情をも害するぐらいなら、テレビをつけていてみんなの機嫌が良いという状態の方が望ましいと考えたのです。
これは投資とまではいかなくても、豊かさのための「消費」であって、浪費ではないと思います。
まとめ
ということで、私は子供が望むときはテレビをこまめに消さないことにしました。
もちろん、子供が大きくなったらきちんと説明するつもりですけどね。
あなたの家にとっての豊かさとは何ですか?そして、そのためにどのぐらいお金を使っても良いと思えますか?
子供にテレビをこまめに消すように言ったり、親が消したりするのは電気代が無駄だからというのは大きな理由ではないと思いますし、家族の機嫌を害さないのが豊かさだというのは
少し単純すぎる論理だと思います。