うつ病患者の家庭に未就学児(0~6歳)が居る場合のメリット、デメリットの両方を紹介するだけの記事です。結論はありません。
メリット
・寝顔は安らぎを与えてくれる。
・その存在が死ねない理由を与えてくれる。
どうしようもなく落ち込んでしまったときに眺める我が子の寝顔は何者にも代えがたい回復薬です。
眺めているだけでみるみる精神力が回復し、その効用に涙を流してしまうほどです。
また、子供が居るというだけで、自分の存在意義、生きる理由を与えてくれます。
死にたくなったとき、残された子供のことを思うと踏みとどまろうという気持ちになれます。
デメリット
・こちらの状況を考えずに振る舞うので、うつが悪化する。
大人同士であっても、うつ病の患者の内面については理解しがたいものです。
それを子供に、特に未就学児に理解してもらうことは困難を極めます。
精神的にどうしようもなく落ち込んでいて、何のやる気でもないときに、
「遊んで!」「お腹すいた!」「◯◯がしたい!」
と無邪気にお願いされたらどうなるでしょうか?
「ごめんね。ちょっと疲れて今は無理なんだよ。」と言うにしても、無理して付き合うにしても、どんどん自分の心の中に疲れが溜まっていき、うつ病がさらに悪化します。
こちらの本を使って説明することも試みましたが、この本の内容は未就学児には理解できません。
読み聞かせている親が、絵本の内容に泣いてしまうというオチがつくだけです。