現在のVALUは、24時間に可能な注文は10回までと制限されていますが、この10回がどのようにカウントされるのかについて、メモを残しておきたいと思います。私はこの知識を得ることで、VALUの攻略難易度がかなり下がりました。
仕様確認にあたって、協力いただいた方々はこちらです。ありがとうございます!
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基本知識
・24時間(要するに当日9~21時)の間にカウントされるのは注文数である。約定数ではない。
・注文を10回出した時点で、注文制限がかかる。
・約定していない注文をキャンセルすれば、新たに注文を出し直すことができる。
・出した注文が約定した場合、キャンセルができないので注文1回を確実に消費したことになる。
・シンプルな覚え方:当日の「注文数」をカウントするのであって、当日の「約定数」のカウントは別。
基本知識の具体例
例えば、8月14日の9時にVAの買い注文、および売り注文を10件出したとします。夜の20時時点で、そのうち7件が約定していた場合、約定していない3件の注文を取り消して、新たに違う売買の注文を行うこともできます。
逆に、約定していない注文3件をそのまま残しておけば、その注文は残り続けます。そして、8月15日にはまた10回注文ができるので、運が良ければ13件約定という結果も有りえます。
このときに注意したいのは、買い注文の場合、注文を出した時点で注文に手持ちのBTCが拘束されてしまうため、見かけ上、手持ちのBTCが減ります。未約定の買い注文をキャンセルしない限り、拘束されているBTCが手元に戻りません。売り注文の場合、手持ちのBTCが拘束されることはないため、出しっぱなしで良いでしょう。
重要な例外:自分のVA売り注文
自分のVAの売り注文に関しては、例えば8月14日に出した売り注文が残っていた場合、8月15日にも売り注文1件としてカウントされてしまいます。
翌日も同じ値段でVAを売るつもりであれば問題ありませんが、例えば8月14日にストップ高で5VA売りに出し、そのうち2VA約定、3VA未約定といった状態であれば、一旦8月14日のうちの注文をキャンセルするのもありです。
なぜなら、8月15日にさらにSTOP高で注文を出す場合、8月14日の注文が残っていると、自分のVAの売り注文だけで、注文回数2回とカウントされてしまうからです。
仕様を利用したVAの売買の具体例
無名の個人に買い注文を出すとき
買い注文のライバルがほぼいない状態ですので、現在値~ストップ高あたりで買い注文を入れておきます。その日のうちにVALU主の売りの反応がなくても、そのまま放置しておいてOKです。翌日以降に約定する可能性があるからです。
連日STOP高の人に買い注文を出すとき
朝にSTOP高で買い注文を入れておいて、もしその人が本日分のVAをSTOP高で売り切った(と信用した)が自分の買い注文は約定していないなら、その注文をキャンセルし、別の売買注文をするという考え方があります。
他人のVAの売り注文を出すとき
その日のうちに売りが約定しなくても、そのまま放置しておいてOKです。売りが確定するまでVAは減りませんし、BTCが拘束されるわけでもないので、その日のうちに売りが約定しなくても、とりあえず放置して様子見すれば良いでしょう。自分よりも安い値段で売り注文を入れる人が現れた場合は要注意です。そのVAの流動性にもよりますが、放置していても一向に売れない可能性があるので、そのときは、一旦注文をキャンセルし、売りの値段を見直して再注文する必要があるかもしれません。
よくある疑問
8月14日に5VAを売りまたは買いに出し、2VA約定した。8月15日に残りの3VAが約定した場合、8月15日の注文回数にカウントされるか?
答えは、売買ともに注文回数にカウントされません。基本知識を思い出しましょう。カウントするのは注文数であって、約定数ではないのです。
私の失敗例
約定していない注文を放置しておくと、翌日の注文回数が減ると思っていました。そのため、20:50分時点で約定していない注文はすべてキャンセルしていたのですが、これって今考えるとすごくもったいないですよね。
注文がその日のうちに約定しなくても、他人のVAの売買であれば翌日の注文回数は減らない。これを覚えておくだけで、VALU売買の難易度が格段に下がると思います。少なくとも、私がこれを教えてもらったときは本当に心が軽くなりました(笑)
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