「ママはテンパリスト」「海月姫」などの人気漫画家である東村アキコさんの弟さんである森繁拓真さんの作品「いいなりゴハン」を読んでいたら、東村アキコさんのこんな言葉が…
「忙しい現代人は難しいストーリーよりも現実的でためになるネタを喜ぶ」「私もいろいろ描いたけど『ママはテンパリスト』が一番ウケた」「エッセイ物で読者を増やす で 自分の他の漫画を読んでもらう」「そうやってファンを増やしてくのが今は正しいと私は思うね」
via いいなりゴハン
「ママはテンパリスト」は確かにおもしろい育児マンガでした。そこを起点にして私も「海月姫」や「主に泣いてます」を読み始めましたからね!
漫画家のやり方ならブロガーも実践できる
この「エッセイで読者を増やす」方法はある程度取り扱う情報が決まっている総合ブログであればまさに参考になるはずです。
ブロガー自身の体験談をネタにしてブログに人を集客し、そこを起点に情報系の記事も読んでもらうというやり方ですね。
例えば私であれば、タスク管理に関する話題の他にも、生活の知恵、おすすめ品の紹介、育児などの体験記事を投稿しています。
今まで狙ってやっていたわけではありませんが、これらの記事をきっかけとし、私のタスク管理やライフハックに関する記事を読んでくださった読者さんもいます。
自分の成長をネタにするという考えも
・最も面白いコンテンツは「成長」
via ブログのアクセス数を半年で12倍にした私の戦略
自分自身をネタにすると言ってもそんな頻繁に自分について書くことがないよ!という方におすすめのネタは「成長」だと思います。
初めは弱かったキャラクターが徐々に強くなって大活躍するような成長ストーリーの漫画や話っておもしろいですよね?特に感情移入ができればなおさらです。
自分が何かに打ち込んでいる姿をブログで公開することは、なかなか良いネタになると思います。
成長過程の人にしかわからない悩みとその解決方法などが読めることもあり、私もそういうネタが大好きです。
異なる読者を混ぜる
ブログの柱となるテーマ(話題)をいくつか持っておくことで異なる読者層を「混ぜる」というやり方は、たちさん(@ttachi)の著書である「ノマドワーカーという生き方」でも出てきましたね。
「Appleガジェット、書評、ランニングのミックス戦略」
「そして当初は各分野ごとにバラバラだった読者さんたちにも統一感が出始めます。iPhoneエントリーを気に入ってくれた読者さんたちが書評も読んでくれ、さらにランニングも初められたりという具合です。」
via ノマドワーカーという生き方
私もタスク管理系(仕事術、Evernote、TaskChute)、ライフハックや生活の知恵、ブログ運営ネタの主に3つの柱で記事を投稿しています。
ブロガーの友人がタスク管理に興味を持ってくれたり、タスク管理関係の人がブログを始めたりといった場面にも遭遇し、複数の柱を持つことの効果を実感しています。
まとめ
・自身の体験談(特に成長)は最高の集客材料
・自分がおもしろいと思うテーマをいくつかブログに書く
・個別のテーマや中の人からブログに興味を持ってもらうことで、他の記事も読んでもらう。