ご心配をおかけしましたが、なんとか退院することができました。当初は虫垂炎が疑われていたのですが、結果としては腸炎だったようです。
はっきりした原因はよくわからないのですが、ストレスかなんらかの原因で腸の壁に穴が空いて悶え苦しんでた感じです。
入院している間にいろいろと思ったことがあるので、それをシェアしていこうと思います。
1.入院中は自分にとって本当に大切なものがわかるかもしれない
自分にとって価値のある行動というのは、家族、健康な体、キーボード、があってこそ可能なんだなーと入院して改めて思った。
私の場合はこの3つでした。入院でいろいろと制限されている状況だからこそ見えてくるものがあるような感じです。
やることは毎日たくさんあるとずっと思っていたけれど、入院中は何をやるかを常に探しているような状態でした。これはなぜだろうと自分になりに考えてみた結果が上のツイートであります。
毎日たくさんあると思っていた「やること」とはなんだろう?
それは少なくとも「自分にとってやる価値のある行動」だと思うんですよね。
嫁といっしょに同じものを見て笑ったり、娘のために行ういろんなこと。あるいは様々な媒体からのインプットと、ブロガーとしてのアウトプットなど。
で、その価値ある行動に欠かせないものはなんだろうか?と考えた結果行き着いたのが「家族、健康な体、キーボード」でした。
価値ある行動に欠かせないもの
家族がいなければ、私は「夫/父親の役割」を失います。妻や娘と過ごせないのはとても寂しいことです。
健康な体がなければ、私は「行動の自由」を失います。体が自由に動かないと、スマートフォンをいじったり、本を読むことすら困難でした。
キーボードがないと、私は「アウトプットの速度」を失います。何もできないからこそたくさんのことを考えるのですが、キーボードがなくては頭の中に浮かんできた様々なものを記録に残すことができず、かえって歯がゆいばかりでした。
2.その他いろいろと思ったこと
絶食後のごはんはやはりうまいです
治療のため50時間ほど絶食していたのですが、その後に食べるごはんのおいしいことといったら。味のついてないお粥でも全然いけましたね~
ちなみに絶食中はブドウ糖とミネラルを含んだ液体をずっと点滴されてました。1日当たり400kcalの栄養で2日ほど過ごしていたせいか、入院前後で体重は1.5kg減っていました。
山の上の病院は景色がなかなか良いです
市街地を少し離れた山の中の病院の5階だったので、窓からの景色がよかったです。特に夕焼けがたまらなかったですね。
点滴されているといろいろと苦労します
針を刺されている方の腕をうまく動かせないため、スマートフォンを操作するのも本を読むのも基本的に片手オンリーとなり、なかなか大変でした。
操作や読む行為自体が大変なので、なかなか集中力が続かないのも悩みでした。
私は普段マンガよりも本を読むことが多いのですが、このときばかりは本よりもマンガを読みたいと思いました…。ということで家から嫁のマンガを持ってきてもらい、それを読んでました。
本を読むのが好きでも流石に飽きます
本を読むのは比較的好きな方なので、入院前は本さえあれば暇つぶしは余裕だと考えていました。しかし実際は…2,3時間ほど読み続けていると流石に飽きてきますね。
入院中は「人間の土地/サン=テグジュペリ」と「10代の子をもつ親が知っておきたいこと/水島広子」を読んでいました。
後者の本はわたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいるさんの書評を見て買ったものですが、子供を持つ親御さんだけでなくコミュニケーションに悩む人にもおすすめできるスゴ本です。またこの本の紹介記事を書きたいと思っています。
3.まとめ
・入院中はいろんなことを考えるのに良い時間のようです。
・入院中の暇つぶしには、ガジェット・本・マンガ・ゲームなどを複数用意するのが良さそうです。