大掃除の季節ということで、整理収納のセミナーに参加してきました。これが大変良いセミナーだったので、セミナーのポイントをシェアしたいと思います。
・整理収納のモチベーション管理
・モノの流れに関して
・捨てられない人を説得するには?
・収納上手への道
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整理収納のモチベーション管理
1.整理は学校では教えてくれない
・学校では教えてくれないから、周りの人間が教える必要がある
・子供に将来不便な生活をしいらないためにも、親が整理を身につけましょう
2.モノ探しに費やす時間は非生産的
・その分を生産的な活動に使えば、時間以上の価値が生まれる
・モノ探しに1日5分。もし社員100人なら1日500分ロス
・500分が適切に使われれば、その分の「利益」が生まれていたはず
3.ホテルのような部屋を目指すのは無理
・ホテルの部屋は100~200点のモノがある
・家はその数十倍のモノがあるので、ホテル部屋を目指すのは厳しい
・理想の住居、目標とする部屋をきちんと書きだしてから整理を始める
モノの流れに関して
4.断捨離の「捨」に関して
・「捨」という文字からは単に捨てることを連想しがち
・単に捨てることではなくモノと別れること
・一番気持ちいいモノとの別れ方は「使い切ること」
5.断捨離の「断」に関して
・多くもらうと「使い切れない」から、これを断つ
・要らないものは断る(要らない景品は断る、返却するなど)
6.モノはなるべく減らす
・1個片付けるのに1分としても、モノが多ければそれだけ整理に時間がかかる
・整理を継続するにはモノを減らす
・ただし、愛着のあるものや要るもの(主観でよい)まで減らさなくて良い
捨てられない人を説得するには?
7.基本の心得
・あなたにとっては必要なくても、本人にとっては必要なものなので捨てないほうが良い
・専用の置き場所をつくってあげると良い
8.服が捨てられない人の場合
・捨てられない服を本人に実際に着せてみる
・着て、鏡を見ると現実を知る
・現実を知ると捨てる気になる
9.まずは仮置きBOXにいれてもらう
・捨ててもいいかどうか、本人によく相談する
・後から本人の気が変わってもフォローできるように仮置きBOXに入れさせる
・半年~1年経っても使用する気配がなければ、中身を見ずに捨てる
10.捨てられない人の心を少しでも変える方法
・まずは1つモノを捨てさせる。それが捨てる勇気のきっかけになる
・本人にとって判断がつきやすいところ、小さいゾーンをまず片付けてもらう(例えば、ペンケース、化粧ポーチなど)
・整理する、捨てる、の楽しさを本人が感じれば改善されていく
収納上手への道
11.七割の収納を目指せ!
・詰めてしまうと、モノを「よけて」入れるという余計なワンアクションが増える
・収納にかかるアクションが増えるほど人は整理整頓が面倒になる。特に子供
・引き出しよりも棚での収納のほうが、「開ける」アクションがないのでおすすめ
12.ラベル表示ときれいな状態の写真を貼っておくと効果的
・目で見てわかる効果は強い。特に子供に対して
・分類は大雑把でもOK。細かすぎると面倒になる。収納されていればそれで十分
・小物は小さめの多段引き出しがおすすめ。引き出しごとに分類はしない
まとめ
整理収納や断捨離に関する記事や本は世の中にたくさんありますが、やはりセミナーで教わったほうがためになりますね。「こんなときはどうしたらいい?」をすぐ具体的に教えていただける点がとても良いです。
今回参加したセミナーは地域住民向けの2時間で500円という格安のセミナーでしたが、大変良かったです。
講師の方のブログはこちら→ふつうなお部屋。
※記事に書かれている内容は、セミナーの内容を参考にしてはま(@Surf_Fish)がまとめたものです。その点ご注意ください。
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